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【だれもが文化でつながる国際会議・グループミーティング参加企画】クリエイティブ・ウェルビーイングと文化権

終了しました 2022.7.3

アートマネージャー・ラボは、このたびアーツカウンシル東京がが主催する、芸術文化による共生社会の実現を目指す国際カンファレンス「だれもが文化でつながる国際会議」の一環であるグループ・ミーティングに参加し、ウェルビーイングと文化権について、文化をめぐる地域間の公平性の問題について考えるセッションを行います。「文化権とはなにか」「文化と地域間の公平性」の二つのテーマについて対話し、検討していきます。

●テーマ1(11:30~12:30):文化権とはなにか

「だれもが文化でつながる」ことを目指し、既に障害者芸術推進基本法や文化芸術基本法、関連法令や計画、自治体の関連条例など、国内にも制度が整備されてきています。今後のよりよい制度のため、現場が抱えている課題について、現場視点で今後のアドボカシーを進めていくためのイニシアティブが望まれています。そこで、文化的権利の専門家のリードのもと、今後のネットワーク・イニシアティブに向けた多様な意見を募るセッションを開催します。

●テーマ2(16:00~17:00):文化と地域間の公平性

「だれもが文化を体験できる」ことを目指し、文化芸術を体験するためのアクセシビリティの地域格差について考えます。現在、住んでいる地域によって、文化施設の有無やそこまでの物理的距離やアクセスの困難さにより、その鑑賞機会には地域ごとに格差がある状態です。

1990年代から流行してきた地域アートプロジェクトや芸術祭にはその格差を埋めるという効果もありました。本セッションでは日本各地で実施される地域アートプロジェクトや芸術祭の実践者と専門家が、今後の文化芸術関係者のネットワーキングについて対話します。

【開催概要】
日時:2022年7月3日(日)①11:30~12:30 ②16:00~17:00
場所:東京都美術館 第2公募展示室 プレゼンルーム
参加費:無料
事前申込不要