AML メンバー

  • 熊谷薫

    Kaoru Kumagai

    事業評価・アーカイブコーディネーター/アートマネージャー/合同会社ARTLOGY代表
    2005年に東京大学美術史学科修士課程修了後、N.Y.の市立大学に留学し戦後美術について研究、グッゲンハイム美術館でのインターンを経て帰国。2012年11月から東京アートポイント計画のプログラムオフィサーとしてTokyo Art Research Labの、記録調査/アーカイブ/評価に関わる研究開発プログラムに携わった。2014年よりフリーランスとして、アートプロジェクトの企画運営に加え、文化芸術分野の様々な活動のアーカイブや事業評価のコーディネートを手掛ける。現在は社会と文化芸術の橋渡しをすべく、日本全国の活動をリサーチしながら、事業運営支援や、企画立案・プロデュース業務、事業評価や戦略立案などを実施している

  • 石幡愛

    Ai ISHIHATA

    1984年福島県生まれ。上智大学文学部心理学科卒業(心理学士)、東京大学大学院教育学研究科修士課程修了(教育学修士)、同研究科博士課程満期退学。学生時代に、発達障害児の療育や子どものインフォーマル・ラーニングの実践に関する研究を通して、アートプロジェクトやソーシャリー・エンゲージド・アートに出会い、2010年前後から見様見真似でアートマネジメントに関わりはじめる。

    2012年〜NPO法人クリエイティブサポートレッツ事務局、2014年〜としまアートステーション構想事務局長(一般社団法人オノコロ)を経て、2017年〜フリーランスとして活動。並行して2018年〜墨田区文化振興財団にて、アートプロジェクトの事務局、助成事業、情報サイトの運営など、地域の文化芸術活動の中間支援にも携わっている。

    好きな活動は、市民の創造性を引き出すインクルーシブなアートプロジェクト。好きな業務は、活動の記録・アーカイブ・編集、調査・評価、小規模法人の事務全般。および、それらがまわる仕組みをつくること。

    教育や福祉にベースがあり、それらを通してアートに出会った私にとって、アートマネージャーとは、ソーシャルコミュニティワーカー(CSW)的な存在です。CSWが、困りごとを抱えた人たちの相談に乗り、地域の人たちを巻き込みながら支援を提供し、さらには資源開発も行うように、アートマネージャーは、プロのアーティストから一般市民まで、やりたいことのあるさまざまな人たちの話を聞き、人と場と情報とをマッチングして活動を支援し、さらには創造活動を支えるプラットフォームやシステムを構想・提言・実装していきます。アートマネージャー・ラボは、そんなアートマネージャーたち自身にとってのCSW的な存在になれたらいいなと思います。

  • 作田知樹

    Tomoki Sakuta

    アーティスト・クリエイター・文化芸術機関向けの法や契約、事例調査・評価、事業運営サポートの専門家。
    2004年、芸術・文化・創造的な活動への支援を行う弁護士・弁理士・会計士などの専門家による非営利団体「Arts and Law」を創設。2014年まで代表理事、現在は事務局を担当。東京芸大先端芸術表現科卒、一橋大大学院法学研究科中退、東大大学院文化資源学専攻文化経営学専門分野修士課程(社会人)修了。行政書士(東京都行政書士会)。国際交流基金ロサンゼルス日本文化センター前副所長。文化芸術創造都市横浜・臨時相談センター “YES” 相談員統括。京都精華大学大学院非常勤講師。
    著作に『クリエイターのためのアートマネジメント 常識と法律』(八坂書房)など。
    上記のほか、キュレーター(現代美術・映像)、文化団体職員(NPO/自治体/国)、アート・建築・都市工学関連の専門雑誌とオンラインマガジンの編集者・ライター、アーティストのフィールドワークアシスタント等も経験。

  • 西田祥子

    Shoko NISHIDA

    1986年佐賀県生まれ。京都大学文学部美学美術史学専修卒業。2010~2018年ベネッセアートサイト直島において、アートプロジェクトの企画・マネジメントやコレクション作品の管理等に携わり、現在はフリーのアートマネージャーとして活動。
    関わった主な企画に、「第45回木村伊兵衛写真賞受賞作品展」(2021年、ニコンプラザ東京、ニコンプラザ大阪)「Exultation is the going」(2020年、BUoY)、「アーティストin六区」(2015-16年)、「既憶景―大竹伸朗」(2014年)、「The Scenes-宮本隆司・オラファー・エリアソン」(2014年)、「緑川洋一展」(2013年)(いずれも宮浦ギャラリー六区)、「直島建築+The Naoshima Plan」(2016年、瀬戸内国際芸術祭2016参加企画)など。

  • 山本 功

    Yamamoto Isao

    2015年京都大学文学部卒業。専攻は人文地理学。
    卒業後ベネッセアートサイト直島にて直島コメづくりプロジェクトを3年間担当。その後、地元広島に拠点を移し、瀬戸内地域で活動する若手作家の活動を紹介する活動を2018年より始動。各地での展示企画のほか、アーティストマネジメント、作品販売、調査事業等を手掛けている。2021年1より自社施設「タメンタイギャラリー鶴見町ラボ」を運営。
    関わった主な企画に富谷真美「広島遠いなあ、鶴見町どこ」(2021、タメンタイギャラリー鶴見町ラボ)、Azure Hiroshima Baseアート展示(2021-)、岡山駅南地下道展示(2020)、「アート・オン・チョコレート」(2020、Alfer)、「カムチャツカの若者が」(2020、KOI PLACE)、「暮らすように愉しむ」(2019、直島本村ギャラリー)ほか。