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日本美術家連盟に聞く、要望書の作り方と連盟の歴史

2021. 11. 12 公開

昨年度から続くコロナ禍において、文化芸術関係者に向けて文化庁が行っている支援制度。危機の中でこれまでにはなかった形の支援が行われるようになった一方、制度設計の面では様々な課題が見えてきています。
京都市文化芸術総合相談窓口[KACCO]とアートマネージャー・ラボでは、行政に対し現場の声を適切に届けるプロセスを検証し、要望書を作成するプロトタイピングを行う連続講座を10月から開催しています。
第2回目は、文化庁の継続支援事業において、美術分野の統括団体として連盟に所属してないアーティストやアート関係者にも門戸を開いた日本美術家連盟にお話を伺います。
1949年に個人加盟の美術家の全国組織として発足した日本美術家連盟は、70年を超える活動の中で、美術家のネットワーク作りや職能擁護等の活動を行い、社会における美術の役割の向上と振興に寄与するため、折に触れ声明文や意見書・要望書を作成し、美術分野からの声を届けてこられました。コロナ禍においても、複数回にわたり文化庁に要望書を提出されています。
今回は、日本美術家連盟事務局長・池谷慎一郎氏をお招きし、日本美術家連盟では、これまでどのように組織として要望書や声明文をまとめてきたのかについて、連盟の歴史的経緯なども交えながらお話いただきます。
危機に際して、関わる人たちの声をまとめ、組織として声を上げるにはどうすれば良いか、一人一人の声を拾いあげまとめていく方法について考えます。

日時:2021年11月12日(金)20:00~21:30
※Zoom参加者は、配信終了後、30分ほど質疑応答の時間を設けます。
開催方法:YouTube配信、zoom参加(先着10名まで)
配信リンク:
参加方法:zoom参加希望者のみ、以下フォームからお申込みください。
https://forms.gle/twN2cEtBn7YNaejp6
企画:京都市文化芸術総合相談窓口[KACCO]、アートマネージャー・ラボ
ゲスト:池谷慎一郎氏(一般社団法人 日本美術家連盟 事務局長)
内容案:
20:00 開会
20:05 前回の振り返り(10分)
20:15 日本美術家連盟・池谷さんによるトーク
21:55 クロストーク(池谷さん×高坂玲子(KACCO)×勝治真美(京都芸術センター)
21:20 質疑応答
21:30 Youtube配信終了
※ライブ配信終了後に30分程度、zoomでの参加者を対象に質疑応答の時間を設けます。メンバーやゲストとお話ししたい方は、zoom参加をお申込みください。

▼ゲスト略歴
池谷慎一郎
東京大学文学部卒。
1988年日本美術家連盟事務局入局。
主に著作権業務を担う。2011年より事務局長。

アーカイブ・今後の予定:
本講座は、計3回の連続講座となる予定です。(各回個別に申込を行います。)
【第1回:トークイベント】
文化庁の支援制度を振り返る~京都市とアートマネージャー・ラボの取り組みから~
アーカイブ公開中:https://www.youtube.com/watch?v=ECJrmNpgfLU
【第3回:ミートアップ&ワークショップ】
 出会って、話して、要望書をまとめてみよう(仮)
 (2021年12月開催予定)

▼京都市文化芸術総合相談窓口[KACCO]とは?
京都市が設置した文化芸術に関する総合相談窓口。相談を受けるだけではなく、創作の現場からできることを考え、文化芸術に関わる人のよりよい環境作り目指しています。2021年度はフリーランスのアートマネージャー、舞台制作者、キュレーター、アーティスト等が相談員を担当しています。
https://sites.google.com/kyotoartsupport.com/kacco/

▼アートマネージャー・ラボとは
アートマネージャーが中心となり、アート関係者の互助ネットワークを作るべく、活動している任意団体です。
熊谷 薫(アートマネージャー、事業評価者、ARTLOGY代表)
石幡 愛(アートマネージャー、リサーチャー)
作田 知樹(Arts and Lawファウンダー、文化政策研究者)
西田 祥子(アートマネージャー、一般社団法人ノマドプロダクション理事)
山本 功(TAMENTAI GALLERY代表)

https://artmanagerslab.net/