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アートとフィールドワーク研究会 #2 フィールドワークによるアートワーク

2021. 1. 18 公開

ダイジェスト版はこちら https://youtu.be/5q9-g12Z8xA

アートとフィールドワーク研究会
#2 フィールドワークによるアートワーク
近年、地域で展開される各種アートプロジェクトが盛んになっています。それに伴って、アーティストや関係者が地域に入り込んでリサーチをする機会も急増しました。
昨年10月に開催した第1回では、文化人類学の若手研究者を招き、地域とアートが相互に発展するための調査の方法と関係性構築について伺いました。
第2回は実践的な見地から考えます。アートに関わる者が地域でフィールドワークを行い、作品やプロジェクトへと昇華していくためにはなにが必要でしょうか。ゲストに各地でフィールドワークを行い、作品を発表しているイタイミナコさんをお招きします。イタイさんは、その土地で出会ったひとにインスタントカメラを手渡し、現像した写真を通じて地元の人の視線を可視化する「ブンカケン」プロジェクトを展開しているアーティストです。広島市中区の基町アパートでの「基町文化研」の様子は、NHK EテレのハートネットTVで特集されるなど、注目を集めています。そんなイタイさんと、美術と地域文化の結節点についてお話しします。
・対象地の選び方
・地域の人との関係性のつくり方
・調査内容をどうやって作品にするか
・作品を通じた地域の人とのコミュニケーション
など、地域に入り込んで作品制作を行う醍醐味について、イタイさんの実体験を交えて考える会とする予定です。

【日程】
2021年1月18日(月)
20:00-22:00

【プログラム】
00:00 イントロダクション
3:10 フィールドワークとアートワーク「風土を探るためのディグ」
(イタイさんから話題提供)
12:06 ブンカケンプロジェクトについて
15:00 基町(広島市中区)でのプロジェクトについて
50:50 小豆島・三都半島(香川県小豆郡)でのプロジェクトについて
1:18:35 三原・本郷(広島県)でのプロジェクトについて
1:29:00 まとめ
1:34:00 康夏奈さんから学んだこと
1:42:30 ディスカッション・質疑応答

【話題提供者プロフィール】
イタイミナコ
1994年福岡県生まれ。広島市立大学芸術学研究科在籍。広島を拠点に各地でアーティスト活動を行う。主な展示企画にファニー・ハーランとの二人展「土中郵便局」(旧日銀広島支店, 2017)、基町文化研(Alternative Space Core, 2020)、「小豆島ブンカケン」(三都半島アートプロジェクト2020)などがある。

【アートマネージャー・ラボとは】
アートマネージャーが中心となり、アート関係者の互助ネットワークを作るべく、活動している任意団体です。有志のメンバーがボランティアで活動しています。
熊谷 薫(アートマネージャー、事業評価者、ARTLOGY代表)
石幡 愛(アートマネージャー、リサーチャー)
作田 知樹(Arts and Lawファウンダー、文化政策研究者)
西田 祥子(アートマネージャー、一般社団法人ノマドプロダクション理事)
山本 功( TAMENTAI GALLERY代表、合同会社dropIn 業務執行社員)
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